綾辻行人が村上春樹の小説を紹介ついでに自分の本も買ってね
お二人とも日本を代表する作家さんだと思っています
というわけで「人間じゃない 綾辻行人未収録作品集」、講談社より本日、全国的に発売です。
村上春樹さんの新刊を買いにいかれたついでに、もしも店頭でお見かけになったら、これもどうぞ(笑)。 pic.twitter.com/YEczXyM1H2— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2017年2月23日
衝撃のデビュー作『十角館の殺人』から30年――。メモリアルイヤーにお贈りする綾辻行人の最新刊!
持ち主が悲惨な死を遂げ、今では廃屋同然の別荘<星月荘>。ここを訪れた四人の若者を襲った凄まじい殺人事件の真相は?――表題作「人間じゃない――B〇四号室の患者――」ほか、『人形館の殺人』の後日譚「赤いマント」、『どんどん橋、落ちた』の番外編「洗礼」など、自作とさまざまにリンクする5編を完全収録。単行本未収録の短編・中編がこの一冊に!
『1Q84』から7年――、
待ちかねた書き下ろし本格長編
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
コメント
すごく好き 本屋さんにダッシュ!